第1回定例会での質問

一般質問(2月24日)

【1】地域力の向上について

私は、地区の強化が、世田谷の今後の発展の基礎となるという信念を持っています。

地域でのルールづくりについて

小泉

コミュニティづくり云々の前に、地域で共通の価値観があることが大事であるが、実際は、そのような状況にはありません。今こそ、行政が支援して、地区での、区民生活のルール作りに取り組むこと、さらに、その中心として、地区のまちづくりセンターを位置づけるべきであると思うがいかがでしょうか。

城倉生活文化部長

地域の「安全・安心」は、まさに「児童の登下校時の見守り」「ゴミ出しにあたっての約束事」などのように、地域での区民生活のルールから醸成されるものと考えており、こうした区民生活のルールは地域活動などを通じて区民同士が知り合い・支え合って、より地域の絆が強化されていくものと考えています。今後も地域の方々と協働してこの取組みを進めています。

たま子コメント

地域のルールづくりに、まちづくりセンターがどれだけ役割を果たすか、ということを確認したかったのですが、答弁がなんとも、ずれています。

転入者対応の充実について

小泉

区は、出張所改革に当たって、転入者への地区レベルへの情報提供を充実するとしているが、まったくそのような印象が持てません。春の引越しシーズンで、新たな転入者を迎えるにあたり、どのような、創意工夫が新たにされているのでしょうか?

須田砧総合支所長

転入者へは、「せたがや便利帳」、をはじめ、地域活動団体を紹介するパンフレット、地区まちづくりの拠点としての「まちづくりセンター」の取組みや担当業務、受け持ち地区などをまとめたリーフレットなどの配付、ミニコミ誌やイベント情報など、各地区別の最新の情報を更新し提供しています。

たま子コメント

転入者の方を、本気でお迎えする、という気持ちが伝わってこないのです。残念です。

今後のまちづくりセンターの充実について

小泉

地区レベルでのまちづくりセンターの位置づけが明確になっていません。今後のまちづくりセンターの充実について、今、考えられていることをお伺いします。

金澤政策経営部長

区では、平成3年度に地域行政制度を創設、地域の行政拠点としての総合支所を、地区の拠点として出張所を設置し、地区のまちづくりの具体的な取組みの方向性を明らかし、地域の絆再生支援事業による活動団体間でのネットワークの拡充、出張所やまちづくりセンターと、あんしんすこやかセンターの一体整備を進めるなど地区まちづくりへの支援を通して、地域力の強化に取り組んでいます。引き続き、地区の特性に合わせた、情報の発信、交流の場所として、まちづくりセンターが有効に機能するよう取り組んでまいります。

たま子コメント

区の答弁とは違い、実際のまちづくりセンターの姿が、どんどん見えなくなっているのです。どうして、区は、わかっていただけないのでしょうか。

【2】お元気高齢者について

民生委員ふれあい訪問事業について

小泉

新規事業である、「民生委員ふれあい訪問」は、85歳以上で介護保険サービスを利用していない高齢者を対象に民生委員が訪問するもので、区がいう「支援が必要な高齢者を見つける、つなげる」というだけの事業では不十分。85歳以上でも、お元気な高齢者に対して、地元の様々な活動を伝え、楽しく参加できるような情報提供が必要と思われます。訪問にあたり、どのような情報を伝え、そのための情報は、どこから取得しようとしているか伺います。

堀川地域福祉部長

民生委員ふれあい訪問は、介護保険サービスを利用していない85歳以上の高齢者を訪問して、その所在を確認、世帯状況や健康状態などを把握するとともに、見守りや支援が必要な高齢者には、相談窓口や見守りサービスを案内するものです。訪問の際には、在宅福祉サービス等の情報提供とともに、介護予防や認知症予防のプログラムなどの案内や、高齢者が参加できる地域の活動などを関係所管から情報を集め、分かりやすくまとめて、民生委員に提供し、訪問する際に活用していただきます。

たま子コメント

区の行おうとしていることは、ダブっているし、さらにポイントがずれています。困ります。

お元気高齢者に対して、介護 保険で対応することについて

小泉

65歳以上の区民15万7千人に対し、介護保険サービスを受けている区民は、2万3千人であるとのこと。介護保険自体の仕組みとして、お元気高齢者に対する目配り、施策が必要です。区は、どのように考えているのか、具体的な施策はあるのかお伺いします。

堀川地域福祉部長

介護保険制度の中では、お元気な高齢者も対象に、「介護予防事業」を実施し、介護支援ボランティア・ポイント制度を設けて、ボランティア活動を通じた高齢者の社会参加や生きがいづくりの支援を行っています。一方、制度外ではふじみ荘のような、いきがいづくりの施策や生涯大学での生涯学習支援の施策に取り組んでおり、今後も健康増進・活動施設の整備等、施策の充実を図っていくと共に、元気高齢者への施策展開に関してはさらに研究してまいりたいと思います。

たま子コメント

お元気高齢者をきちんと位置づけることが必要です。お元気な高齢者が引き続きお元気でいられるように・・・。

【3】税収の確保と施策のあり方について

税金をきちんと払っている人に対する対応について

小泉

区政は税金で成り立っている。福祉サービスなどの受け手だけでなく、一般の区民への目配りが必要。多くの人々が世田谷に住みたい、暮らしたいと思える、世田谷らしい質の高い文化施策などが必要のはず。税収が減ったからといって、文化的な観点、事業を減らしていくことは、世田谷の魅力がなくなり、さらに税収が減っていくのではないでしょうか。区はどのように考えているのでしょうか。

城倉生活文化部長

文化・芸術は、人々に元気を与え、地域社会全体を活性化させ、経済的な発展にもつながる、魅力ある社会作りを推進する力を持っている。区は、身近なところで文化芸術を鑑賞し、参加する機会を増やし、地域活力を高める事業を展開しています。「文化の世田谷」を発信する自治体として、長期的な視点に立ち「区民が主役」の質の高い文化・芸術の振興を進めていきます。

たま子コメント

税金をきちんと納めているということは、大切なことですよね。それを、ちゃんと評価する仕組みこそが必要なのですが・・。

【4】これからのまちづくりについて

歩いて暮らせるまちづくりについて

小泉

世田谷の魅力として、「歩いて暮らせるまち」ということを大きな目標として、歩いていける範囲内に、基礎的な生活を支える機能があるまちづくりを、区民に提案すべきではないでしょうか。具体的にお聞かせください!

金澤政策経営部長

区の施設については各機能を計画的に整備するとともに、大規模団地建替えの機会を利用した民間福祉施設などの整備の取組みや、地域の生活支援拠点となる商店街振興の支援等を行ってきている。施設の見直しについては、今後、基本構想を見直す中で提案していくことになります。

たま子コメント

うーん、行政は、ビジョンを常に指し示すことが大切なのですが、区は思考停止してしまっています。なさけないです。

自由に移動できることについて

小泉

「歩いて暮らせるまち」であると同時に、誰もが、自由に、望むところに、移動できることも、大切。まずは、自由に移動できる、ということを、世田谷区民の基本的人権ともいえるものであると、宣言し、特に、バス事業者と、区内全体の公共交通網について、再編していくための話し合いをもつべきであると考えますがいかがでしょうか。

工藤交通政策担当部長

国は「交通分野の環境対策」を目的とする交通基本法の制定に向けて動いている。区としても公共交通の充実を図るため、バス事業者とは個別に情報交換会を開催しているが今後全体のバス網を考える機会についてバス事業者に提案してまいりたいと思っております。

たま子コメント

自由に移動できることが基本的人権ということを、もっともっと、大きな声で言いたいです。

小泉 再質問

区の答弁は現在やっている事の確認と新たな取組みはできないという事の理由を述べているだけで、やりたいのかやりたくないのか伝わってこない事が非常に問題です。「歩いていけるまちづくりの姿」を区民に提示するべき。このことについて、もう一度詳しくお伺いしたいのですが。

再 金澤政策経営部長

市区町村は全て地方自治法に基づいて基本構想というものを作成して行政運用しなくてはいけないという事もあり、この基本構想というものは議会の議決を経るので、区長と議会が相談をされて区民に対して示すと思っています。いずれにしても地域社会のありようが変革する中、今後、基本構想の議論の中で、例えば歩いていけるまちだとか、そういうものが議論されていくのではないかと思っています。

たま子コメント

どうして、人任せ(この場合は、基本構想任せ)にするのでしょうか。困ります。

小泉 再質問

きめ細かい情報の提供というのはたくさんの紙や3点セットを渡す事ではないということを申し上げておきます。