第4回定例会での一般質問

はじめに

今回は私の質問・発言を全文掲載します。
文字が多くなりますが、ぜひお読み頂き、私の思いをご理解頂ければと思います。

一般質問(平成28年11月29日)

地区政策の抜本的な見直しについて

区は、平成5年に発行した「せたがや地域行政の歩み」の中で、出張所は、窓口機能を充実させるとともに、地区のコミュニケーションの拠点となるよう機能を強化するとしていました。しかし、現区政は、出張所機能とまちづくり機能を完全に分離し、中途半端な総合窓口をつくろうとしています。

身近な歩いていける範囲で、行政手続きも含めて基本的な日常生活ができることが必要です。区の地区政策は根本的に見直すべきと考えますが、ご意見を伺います。

萩原地域行政部長

まちづくりセンターのある全27地区の福祉の相談窓口について、住民への周知を徹底しながら更なる充実に努めてまいります。

今後、マイナンバー制度や総合窓口の取組み後の検証を行い、高齢化の進展の動向も視野に入れた、地区における窓口業務のあり方について検討してまいります。

たま子コメント

区は、取り組みの仕方が、逆です。高齢化の進展ということは、もう、わかっているのですから、まずは、地区の窓口業務のあり方をまとめて、それを基礎に、総合窓口を展開していく、そうすると、必然的に、地区に総合窓口ができることとなるはずです。

三軒茶屋キャロットタワー26階について

26階にある施設との強みを活かし、眺望を眺めながら区民の交流、観光の場として、東京2020オリンピック・パラリンピックを見据えた事業展開を行っていくとされました。今後どのような取組みをしていくのか、伺います。

内田世田谷総合支所長

新条例に基づき、26階の施設を官民連携の手法で観光にも取り組み、価値を高めてまいります。

たま子コメント

区の言われる、官民連携の手法、ということが不明です。官民連携を言う前に、行政として、どのように26階を考えるか、というビジョンそのものが必要であるのに、そのビジョンすら、民間に任せようとしている、区は、責任放棄です。

借上施設等への対応について

平成28年度の民間借上施設は、建築・建物賃借料が年間18億円を超え、北沢保健福祉センターや三軒茶屋分庁舎など5施設だけでも、146億円もの賃料を払っています。さらに、整備しようとする三軒茶屋の新庁舎は、50年契約で総計140億円の負担ですが、50年後には何も残りません。区民の理解を得られるのでしょうか。三軒茶屋の新庁舎計画も含め、借上施設の問題は抜本的に見直すべきですが、お考えを伺います。

板谷政策経営部長

三軒茶屋で整備を検討している民間と連携した施設は、既存の借上施設を返還し集約すること等で、より安全性、機能性が高く、バリアフリーに対応した施設に更新するとともに、総コストの抑制を図るという考えのもと、総合的に検討を進めてまいります。

たま子コメント

区は、何を答弁しているのか、全く、意味不明です。総コストを抑制すると言うのならば、借り上げを行うべきではないのです。当たり前のことが、なぜ、区はわからないのでしょうか。

子ども施策について

総合支所に子ども・若者担当部門を設置し、その実働部隊たる児童館を支所に移管する。児童館の名称を時代にあわせて変えるべきです。お考えを伺います。

萩原地域行政部長

児童相談所の移管も見据えつつ、地域・地区の活動団体等と連携を強化し、地域全体で子どもの成長を見守る社会の構築に向け、総合支所の組織のあり方や児童館に係る総合支所・本庁のかかわりや位置づけについて、庁内で総合的に検討してまいります。

たま子コメント

児童相談所の移管と、児童館問題は、本当に、一体となって取り組むべきものと考えます。区は、このように総合的に考えることが出来ないのです。問題です。

認定こども園について

同じ区立幼稚園の転換である新たな認定こども園について、所管が教育委員会であるとの報告を受けました。子ども専門部門を設置し、子どもに対する施策・事業を1箇所で行うことが世田谷の特色であるのに、なぜ認定こども園の所管をバラバラにするのでしょうか。お考えを伺います。

中村子ども・若者部長

今後、幼児教育・保育推進ビジョンの検討にあわせて、幼児教育・保育の充実に向けた推進体制の検討を行う中で、認定こども園のより具体的なあり方について、教育委員会とともに検討してまいります。

たま子コメント

全国ではじめて子ども専門の組織、子ども部を作った世田谷区でありながら、現在は、単なる一つの部として、教育委員会とも連携していく、と言う姿勢は、余りにも後退しています。教育委員会と子ども部門を一体化する、位の姿勢こそが必要なのです。

非認知能力について

教育委員会が非認知能力への取組みを打ち出しました。あたかも新しい能力が発見されそれを磨くことが人生の成功につながり、教育の効率性を高めるとして教育を進めていくとのことですが、ご都合主義ではないでしょうか。

岩本教育次長

区民に向けて、できるだけこの言葉に頼らず、内容が分かりやすく伝わるよう、表現の工夫が必要であると考えており、検討してまいります。

たま子コメント

なぜ、区は、国から言われたことを丸呑みして、「非認知能力」なる言葉を使っていこうとするのですか。これで、一人前の自治体と言えるか、疑問です。

外環道問題について

外環道整備は、土地利用用途、旧野川の河川領域などが廃止されず、道路が設定できず、有効活用ができないでいます。土地所有者の協力もいただき、よりよい旧河川敷の活用方法を考えていくことが必要と考えますが、お考えを伺います。

青山道路・交通政策部長

今後も、区関係所管と連携しながら、野川の旧河川敷の活用について、地域の街づくりの動きにあわせ、東京都と協議・調整を進めてまいります。

たま子コメント

外環道整備の周辺まちづくりについては、区が、主導権を持って取り組まねばなりません。まずは、区が、将来ビジョンを出すことこそが大切なのです。そのことが区は理解されていません。