エッセイ・お手紙など

日本の素晴らしい文化、お手玉を世界中の人々に見てもらえる絶好のチャンスです

みなさんは子どもの頃、どんな遊びをしていましたか。私は、昭和18年生まれですので、今とは大違い、男の子はチャンバラごっこ、女の子はお手玉や、まりつきでした。それも学校での休み時間だけで、家の手伝いをしている人が多かったと思います。あの頃、ちょっとの時間でも、二つゆり、三つゆりと競ったことが、今でもとても楽しい思い出になっています。お手玉には、不思議な力があります。輪になってお手玉を見つめ、みんなの気持ちが集まり、その場の空気が一体になります。手の動き、リズム、歌・・・。緊張感が高まるけれども、落としても、笑ってしまうのです。落としても、ニコッと笑顔になるのです。

現在、心の病の治療に、お手玉を使用している医師もおられます。現代社会は、昔よりはるかに早いスピードで生活がより多様化し、気持ちを確かめないで、会話が十分にできないまま、過ぎてしまっているように思います。お手玉をゆっている時は、顔を向き合い、心を合わせてできる。足りなかった何かが補われ、笑顔になって、きっかけができるのでしょう。たかがお手玉、されどお手玉です。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、世田谷の馬事公苑で馬術競技が開催され、アメリカ選手団のキャンプ村も大蔵総合運動場に決定しています。できれば、いろいろな場面でお手玉を紹介して、日本の伝統遊び、誰でも気軽に楽しめることを伝えたいです。外国の方々と歌いながら、笑顔でゆっている、そんな姿を多くの人に見てもらえたらいいなぁ、と考えています。準備中です。またご報告します。